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いつもより水位が下がった大相模調節池に水中の施設が姿を現す

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2017年10月1日、理由はよく分かりませんがいつもより水位が下がった「大相模調節池」に設置された何かの施設が姿を現しました。


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その場所は「南池」にかかる「せいたかしぎ橋」の西側のたもと、「屋内スカイダイビングFlyStationJapan」を見上げるあたりです。
毎年お伝えしている「小魚の群れ」(ボラの稚魚)がぐるぐる回っている場所でもあります。

BlogPaint

上の写真の通り、いつもより30〜40cmぐらいは水位が下がっているのが分かりますね。

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そのおかげ(?)で普段は濁った水のせいで見ることができなかったケージ(カゴ)の姿がよく見えます。
前出の小魚の記事では、ブログ主はこの施設を「水質改善のための池蝶貝の育成実験施設」ではないかと書きました。ですけど改めて調べて見たらそれを裏付ける様な資料が見つかりません。
確かに、大相模調節池の計画段階では委託された企業が研究をしていたり、議会の答弁にもそれらしい記述もあることはあるのですが。

ぶっちゃけよく分からないのが現状です。

ちなみに「池蝶貝」とは…

イケチョウガイ(池蝶貝、Hyriopsis schlegelii)は淡水に棲むイシガイ科の二枚貝で、本来は琵琶湖および淀川水系の一部の固有種。
殻は長さ20cmほどの菱形で、若い時には背縁に翼状の突起があるが、次第になくなる。内側は白く真珠光沢がある。淡水真珠の母貝として利用され、また殻はボタンの材料にもなる。真珠養殖などの目的で、戦前から他水系にも移入されている。

by ウィキペディア先生

この貝には、湖沼の水質を改善する働きがあるらしく、日本各地で「池蝶貝」を利用した取り組みが行われています。(ボートコースの水質悪化に悩む戸田市の取り組みその結果

さらにはそこから取れた「淡水真珠」を用いてアクセサリーを作る市民のワークショップも行われたようです。