2016年11月13日 今年もまた越ヶ谷宿を早かごが駆け抜けたぞ

2016年11月13日　素晴らしい秋晴れに恵まれたこの日、昨年に引き続き「越ヶ谷宿 早かごレース」を見てまいりました。

舞台は、旧日光街道の越ヶ谷宿あたり。（今は越谷ですが、その昔は越ヶ谷と表記しました）
新しい街である越谷レイクタウンには無い、江戸時代の雰囲気を残しています。
日光街道は江戸時代に作られた五街道の一つで、総延長約140m、日本橋を起点として4番目の宿場町です。（3番目が草加、5番目が粕壁）宇都宮で奥州街道と分岐して日光東照宮へとつながります。

そんな風情のある町並みを背景に今年も「早カゴ」が突っ走りました。
 

上が今年の出走チーム表。一癖も二癖もある感じです。

12:15のレース開始を待つ、早カゴの列。

密かに時を待つ「あの有名な鳥」の頭部。

ちょっと小腹が空いてたので、腹ごしらえ。
来日30年のペルーの女将さんと旦那さん？の屋台で、タコスとチョリソーとペルー風ミートパイを頂きました。美味かったですよ!
「普段はお店を出されてるんですか？」と訊いたら「昔は出してたけど今は出してない。お店借りるのにもお金が掛かるしね〜」との答え。
空き家のリノベーションを格安でこういう方々に貸し出したりするといいんじゃないかと思ったりしました。

そして待ちに待った第一レースの開始!

出だしは快調。

これも恒例、ただ突っ走るだけではなく、折り返し点で籠を一旦降りて、なぜか豆腐一丁を食べきれないと再スタートできません。
熟年層が豆腐を簡単に平らげる傍ら、ヤング層が飲み込めなくて苦労しているのには、ちょっと笑いました。

折り返し後は、なぜかフラつく足元。こんな感じで白熱したレースが繰り広げられました。

昨年の記事はレースの様子オンリーだったので、今回は、それ以外にの催しもご紹介。

早カゴレーススタート地点あたりの混雑。

飛距離OR的当てで景品をゲットする、ぞうり飛ばし。

早カゴが疾走する通りのそばでは、魅力的なスポットがこの日にオープン!!
江戸時代末期の蔵「油長内蔵（あぶらちょううちぐら）」が改修されて、まちづくり相談処「まち蔵」として現代によみがえりました。
蔵のある街づくりプロジェクト紹介のビデオ上映や・パネル展示の他、街づくり相談会、そして「まち蔵Cafe」という喫茶もあります。

買い物やイベント参加でもらえるスタンプ1個で、1回福引が引けます。

小学生による「木遣り」の披露。
そして越谷市長の挨拶と小学生の鼓笛隊。

本当にアットホームで心和むイベントを楽しみました。
いわゆるイベントのプロが作ったものではなく、手作り感にあふれているんですね!
越ケ谷宿では、他にも色々なイベントが行われています。ご興味がある人はこちらもぜひ。