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大相模調節池北池の思川桜(おもいがわさくら)

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お正月休みの子供の凧が枝に引っ掛けたこの木。
イオンレイタウンアウトレットの西、大相模調節池北池の上のステージにある「思川桜」です。
なんとなくロマンチックな名前は品種で、この木だけの呼び名では無いようです。


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上の写真は思川桜の前に設置されている説明パネルです。

越谷レイクタウンがその昔は広々とした水田地帯であったことは以前記事にしました。
そこにあった思川桜という比較的珍しい桜を記念としてここに植えたということですね。

でもこれじゃ何が珍しいのか分からないので調べてみました。

江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)の交雑種といわれる小彼岸桜(コヒガンザクラ)のさらに亜種である十月桜、しかも昭和29年東島田の思川のほとりにある修道院の庭先の個体の種から生まれた、歴史の浅い桜だそうです。つまりソメイヨシノなどに比べるとデビューが遅いので、まだ全国区になってないという意味で珍しいんですね。

ソメイヨシノと八重桜の中間ぐらいに花を咲かせるそうです。

栃木県小山市原産ということで、小山市の花に制定されています。
現地では春に「おやま千本桜まつり」を開いています。

ここに桜があるのは知ってましたが、説明をまともに読んでなかったのがブログ主の痛恨のエラーです。そして、もっといっぱい生えていたであろう思川桜を1本しか残さなかったのは開発者のエラーでしょうね。

と、申しますのも越谷レイクタウンは広いのですが、意外にもお花見スポットがあまり無いんです。
桜もちらほらと植えられていますが、まだ若木なので見ごたえのある木に育つにはまだまだ時間がかかります。例えば、思川桜のすぐ近くにある桜並木です。

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でも若くても桜は桜、成長を記録するのも当ブログの役目でしょうけど。

こちらの桜共々、春が待ち遠しいです。